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新義州の町

道庁通り
新義州の町は北朝鮮観光旅行では開放されていない都市の一つです。
その理由は、先ず、国境の都市だと、ガイドの説明でした。
しかし私達は戦前、この町にあった日本人の建てた建物や施設、或いは鉄道、鉄橋、日
本人町や各学校の校舎などどうなっているかを知りたくて、是非見てみたかったのです。

鴨緑江の対岸の町「丹東市」旧安東県から、中国国際旅行社の小型貸切りバスを2台を
チャーターしてあの日本が建設した二本の鉄橋の内、新しい(昭和16年完成)橋を渡って
新義州の町に、入りましたが先ずは鉄橋際にある北朝鮮税関で審査を終らせて、市内に
入ることとなりました。

税関を出たところあたりから、昔の見覚えのある道路を市の中心に元日本人町のメイン通
りに向かいその入り口が上にある、画像です。

今までは入れなかった新義州の町の一番の思い出のある光景が間近かに現れたときは
、感慨無量の思いに立ちつくしました。
時、あたかも平成4年の9月でした。一行23名は涙が出るほど感激したものでした。

粋なガイドの裁量で、小型貸切バス2台は、市内の元日本人町のメイン通りを通って、税
関通りに出て、元守備隊跡の前を通過、戦禍で変わった朝鮮人町を経てこれもまた新しく
出来た「新義州駅」の前に着きました。その間、20分くらいだったと思いますが、元々新義
州に住んでいた我々一行は感激のあまり時の経つのが早く感じました。

「新義州駅」は「新義州青年駅」と改称されて多少東寄りにあたらしく建てられた駅舎にな
っていました。駅前でこの粋なガイドの計らいで更に時間調整の為、余った時間の間、駅
を中心とした身辺を、散策しても良いと許可を出したので、一行は上の写真の場所から、
突き当りまでの、旧道庁通りを、中に歩いて来たのです。20分の少ない時間を気にしな
がらの散策は興奮の余り、肝心なところを見ることが出来ず駅前に集合した一行も、しば
らくは呆然としてしまいました。

結局は小型バスで市内を巡回したことも、併せて2時間くらいあったでしょうか、充分に心
行くまで旧故郷の町は見られなかったことが返って又、この地に余韻を残す結果となった
ようです。

ざっと旧新義州の町を見て、元の日本人町にあった思い出の建物は、駅前の旧東中学校
校舎跡新義州府庁、平安北道道庁跡、旧日本人小学校校舎跡、王子製紙工場跡、新義
州高女校舎跡新義州税関建物跡、旧金融組合連合会建物跡、守備隊隊舎跡が目につい
たところです。

しかし後日(3年後)再度新義州の町に入ったときには、元平安北道道立病院の建物跡も
確認出来ました。この時は元芥川賞作家「古山高麗雄氏」、義中会20期、梨本丈樹氏と
私の三人が特別に市内に入ることができました。

新義州の町は1950年の朝鮮戦争で米軍の爆撃で殆ど消失して残った建物は極く稀だっ
たそうです。新義州劇場では観劇中の500人が戦禍に遭って市内の建物の大方は消失
したとのガイドの説明でした。肝心の我が母校「新義州中学校校舎」が未だ確認されてい
ませんが、グーグルの衛星写真でる限り、新義州中学校校舎は元校舎の残影が見えるよ
うです、ただし回りには別の建物が増設されているように見えます。これは道庁からの距離
の感じで推量されます。

帰りは「鴨緑江ホテル」には立ち寄らず、そのまま、南新義州方向に向かって一路、平壌に
向かって「いすずの「小型バン」は我々三人と運転手、ガイド二人を乗せたまま元来た路を
走りました。帰りに定州を見てと思ったのですが、辺りは真っ暗夜の8時頃となりました。

ピョンヤンの「高麗ホテル」に着いたのは、真夜中の12時、それからホテル二階の「焼肉店」
でビールを飲みながらプルコギを食べたのは良いけれど、ベッドに付いた頃に梨本君と私は
腹痛で何度もトイレに行ったのでした。
朝、古山さんに聞くと腹痛は無かったと言うことでした。焼肉とビールでおなかの焼肉をかき
混ぜたのだと思いました。プルコギ(犬肉)は消毒するのですが消毒が足らなかったのだと
思いました。

新義州の町は、北朝鮮の人でさへ検問が煩く、出入りは厳しく、まして外国人は殆ど入る事
はできないようです。あれから17年が経ちましたが、今もって北朝鮮は体制も変わらず、特に
日本とは正常化されていません。拉致の問題も、なんだカンダと因縁をつけているように見え
て相変わらず進展しません。
先月、朝鮮側から「新義州市に入れますが、労働党に一千万円を寄付して下さい」との伝言
がありましたが、要は金次第と言うことのようです。



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